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オープンDMPとプライベートDMPの違いってなんだ?|5分でわかるDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム) Vol.01

By: tec_estromberg
ネットマーケティング界隈で近年よく耳にする単語、DMP。ぼんやりイメージはあるけど実際のところどんなものかわからない、しかし今更人に聞くのもちょっと後ろめたい…。
今回は、そんなデータ・マネジメント・プラットフォーム、略してDMPについて少しだけ解説します。
1.DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)とは
企業内やクラウド上に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を組み合わせて、総合的に分析・分類し、マーケティング施策に反映させる仕組みのことをDMPと呼びます。
マーケティングの流れ
1.データベースにデータを蓄積する
2.データを分析・分類する
3.分析・分類に基いてマーケティング施策を実施
4.施策実施後に、検証・分析・反映する
マーケティングはざっくりと1~4の繰り返しで成り立っていて、この全ての工程をDMPが担うことが可能です。
DMPは、データを基に最適化された施策を、人的管理と比較して圧倒的にスムーズに運用できる点から、個人の嗜好が細分化された今日に適したマーケティングプラットフォームと言えます。
また、DMPはオープンDMPとプライベートDMPとに大別され、それぞれ目的や規模によって使い分けられています。
1-1.オープンDMP
オープンDMPは、ユーザーの性別・年齢・関心・ウェブサイトの閲覧情報などの第三者が提供する情報を、分析・分類してマーケティング施策を行う仕組みです。
どのような属性のユーザーがどのようなウェブサイトを閲覧しているかなどを基に、似た属性を持つターゲットに対して効果的に広告などのアプローチをを行えます。
属性を絞って展開をするので、マス広告に比べて対象と広告のミスマッチが少ないという利点があります。
1-2.プライベートDMP
プライベートDMPは、自社で管理している顧客データに、オープンDMPのデータを掛けあわせて、分析・分類をする仕組みのことです。
豊富なデータ量に基づいて、自社の顧客に最適な訴求を自動で行えるので、大手企業への導入が進んでいます。
自社データと外部データとを組み合わせるには、ウェブサイト上にトラッキングコードを設置設置するなどのデータ同士の紐付けが必須です。
オープンDMPとプライベートDMPの違いは、目的が広告であるか、データの場所が自社にあるか他社にあるかです。
おわりに
次回は、DMPがどう優れているのかを解説します。